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栽培適地としての岩木山の麓

栽培適地としての岩木山の麓

りんごの味に影響する、寒暖の差

りんごの味を左右するのが、9月〜10月の秋。
この時期の「寒暖の差」が大きければ大きいほど、味の良いりんごができます。

西にそびえる岩木山からの冷たい風と、太平洋から陸奥湾を経由して流れ込む風をうまく生かしているのがこの地域で、昼と夜の寒暖の差を生み出しています。

りんごの味に影響する、寒暖の差

美味しいりんごを生み出す配水性の高い畑と土壌

岩木山の麓を馬蹄の形のように広がる、馬蹄ベルト地帯は、弘前の津軽りんごの中心栽培地。
この地域は火山灰土壌の土地が多く、水はけが良いので窒素成分が抜けやすく、美味しいりんごが生産されます。

貯蔵性の高いりんご栽培のさきがけ地域

岩木川流域の地区は、沖積土壌の畑が多い地域です。沖積土壌の畑のりんごは、糖が蜜に変わり難く、長期間保管しても内部褐変がおこりにくいため、外気を遮断し低温で新鮮さを保つCA貯蔵など、長期の貯蔵に適しています。
岩木川流域は、この貯蔵性に優れたりんご栽培のさきがけ地域でもあります。

職人技でもある、りんごの木の剪定技術の蓄積

JGAP認証農場

「“ふじ”は、新しい梢を下へ下へと、“王林”は、上へ上へと伸ばそうとする。」

毎年1月から始まる冬の「りんごの木の剪定作業」。 実はこれがりんご農家にとって、大きな技術の差がでる作業となります。

津軽のりんご農家は、長年、この剪定技術に磨きをかけて、技術を蓄積し、翌年も樹の中まで太陽がふりそそぎ、美味しいりんごの実が なるようにしています。

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